【ポケモン】今だからできるメガリザードンYの考察

1.はじめに


みずあめぽけと申します。

今回は、私のお気に入りポケモンであるメガリザードンYの、6世代の結論的な考察、および配分を紹介したいと思います。
なお、環境によって変わってくる点、および個人的主観を多く含みますので、あらかじめご了承ください。

カッコイイよね!!!!!


2.メガリザードンYの基本


リザードン:78-84-78-109-85-100
メガX:78-130-111-130-85-100
メガY:78-104-78-159-105-100

特性ひでりと特攻種族値159から放たれる炎技が驚異的なポケモンですね。
特にオーバーヒートは今世代のあらゆるポケモンの中でも最高クラスの火力指数を発揮します。実用は困難ですがブラストバーンは言うまでもありません。
晴れ状態とソーラービームがあるため、炎タイプでありながら水タイプに強く出ることもできます。

また、リザードンの性質としてメガシンカを2種類もらうという破格の待遇を受けているため、メガシンカする瞬間まで常にXの可能性を考慮しなければならないことも強力です。
どちらもまったく別のベクトルで破格の攻撃性能を持つため読み間違えが崩壊を招くことすらあります。
物理と積み技で攻めるXと特殊の瞬発火力で攻めるY。どちらもメガシンカ屈指の破壊力!


3.環境的な点から見た簡易考察


6世代レートも最終日を迎え、あとはサン・ムーン発売に向けて待つのみとなりました。
ですがオフ会やフリー対戦などを考慮するとこの考察にもまだ意義はあると思います。

今世代は、とにかくガルーラとゲンガーが強力であるため、それらの対策を常に強いられました
特にシーズン8のレート2300到達以降、ガルーラとゲンガーを軸とした、いわゆる対面構築が環境の中心を支配するようになりました。
ある時期を境にガブガルゲンボルトバシャスイクンの形が広く普及し、のちにクレセドランでサイクル性能を補ったり、炎枠がウルガモスやファイアローだったり、マリルリやギルガルドを入れて龍の一貫を切るようになったりと、対面構築というよりガルーラスタンという感じで少しずつ形を変えています。

そんな中、ガルーラは素早さを落とした型やひみつのちから搭載型が増えたり、ボルトロスも遅い型が増えたり、ガブリアスはスカーフが圧倒的1位になって地震読みで投げることができるようになったりと、一時期はどうしようもなかった相手にも少しずつ戦いやすい環境に変わっていったと思われます。
相変わらずポリクチやXY初期に見られたタイプに近いサイクル構築には基本的に強く出ていくことができました。一見不利そうなマンダ軸に関しても、よく見るとマンダ以外全員に負荷をかけていけそうだということもあります。
なんといっても等倍でガルーラを落とせる可能性を秘めている点は魅力的です。そのほか対面構築の主なメンツも、ガブリアス以外は五分以上の勝負ができます。細かい型まで考慮していたらキリがありませんが…

やはり有利対面から負荷をかけていく性質上、一見不利そうな相手にも有利対面さえ作る事ができれば一瞬で崩壊に追い込むこともあります
またメガシンカする瞬間まで常にXの可能性をちらつかせるため、Yばかりを意識したプレイングも許しません。

しかしその一方で、ポリゴン2はHDに厚い型が増えたり、リザYではどうあがいても突破できないHDファイアローが出現したり、ゲンガーも催眠が増えたり、一部でチョッキヒートロトムが流行したりと今までワンチャン以上は持てていたのにその可能性を奪われるような相手も増えてきました。
また、致命的な弱点である受けループやステルスロックが常に一定数いることも問題点でしょう。
単体で見る場合ガブリアス、ヒードラン、ファイアロー、ラッキーは何をどうあがいても克服しようのない致命的な弱点になります。これらに関しては環境云々以前の問題です。

総合的に、スタンチックなサイクル構築やクチート軸などに比較的強くステロ展開や受けループなどに弱い対面構築に対しては五分といったところです。


ここからは特に気になる対ガルーラに関して。
実はこの項目を強く言いたかったのですが、記事の公開で立ち回りに支障が出る可能性を恐れたため、このタイミングでの公開とします。

ガルーラは最近は遅い型が多く、一周回って初手オバヒが比較的安定する傾向になってきました。ねこだましの所持率低下も追い風です。
ガルーラの型に関しても、最速の場合ねこすてみ地震氷、準速の場合はねこふい両立、耐久振りはグロパンドレパン炎技のいずれかを搭載という傾向が出ているように感じています。両刀の文字搭載は大幅に減少した印象です。

最速ガルーラがリザードンと対面した場合は、XYの確認もかねてまず猫から入ってくるため、(バレていなければ)こちらが最速でない場合でも居座っていいと思います。
試験的に遅いリザードンで最速ガルーラに遭遇した際、すべて猫から入ってきたため、猫のない最速ガルーラはいないと思って考えます。
もし猫を打たれてしまった場合、こちらが最速か否か、あるいは最速でないことがバレているか否かは関係なくゴツメ持ちに交代が安定します。
最速の場合はそのまま捨て身、そうでない場合はふいうちから入ってくる場合が多いからです。
なお、ねこだましとグロウパンチの両立は範囲的に難しいため、個体数が少ないと判断し切って考えます。

最速でないガルーラも、猫があるなら猫から。そうでないならグロパンか秘密から入ってくるので、オバヒが入ります。
もしオバヒを耐えられてしまった場合でも、秘密型の場合は耐えるのでゴツメ交代が安定し、捨て身の場合はそのまま1:1になります。もし耐えられてしまった上にグロパンを打たれた場合は安定択がなくなってしまう点は注意が必要です。

後続のゴツメポケモンは基本的にクレセリア、ナットレイ、カバルドンの三択になります。
釣り出しに自信があり、クレセリアをクッションだと割り切れる方には役割破壊の不安がないクレセリアを推奨しますが、そうでない方は炎技のリスクを恐れてでもナットレイ推奨です。サイクル戦においてもナットレイに分があります。
カバルドンに関しては、最速冷凍ビームガルーラの増え方がすさまじく、地面のくせにボルトに弱いことから、特にリザードンが最速でない場合あまりおすすめできなくなってきた印象です。ただしゴツメ枠屈指の補助技を持っていたり天候を切り替えあったりできるため、もちろん廃れることのない並びではありますが。


4.配分



ここからは、一般的なステータス指標を紹介したうえで、環境的な要素、単体性能の維持に必要な要素をまとめながらいくつか配分を紹介します。


◆火力


・C194(補正なし116)
H181D120メガガルーラがオーバーヒートで15/16で1発

耐久を相当厚く振るとかいうわけでもない限り、最低でもこのラインはほしいと思われます。
クレセとかマリルリとかが相当怪しくなってくるため注意が必要です。


・C211(補正なし252、補正あり100)
H183D115ガブリアスがめざめるパワー氷で確定1発
H197D120メガガルーラがオーバーヒートで14/16で1発
H165D100霊獣ランドロスがかえんほうしゃで14/16で1発

無補正ぶっぱでちょうどガブがめざ氷で確定になります。
今多い197ガルーラにもかなり有利に出られる乱数です。


・C220(補正あり164)
H227D150クレセリアがかえんほうしゃで確定2発
H191D116輝石ポリゴン2がかえんほうしゃで確定2発

特殊耐久を甘えている指数受けなら放射ですら確2圏内になります。


・C231(補正あり244)
H204D102マリルリがソーラービームで確定1発
H212D120メガガルーラがオーバーヒートで確定1発
H187D140メガフシギバナがオーバーヒートで14/16で1発

なお、Cは232まで伸ばしても仮想敵への乱数のずれがほぼないので、振り切るか231で止めるかは調整次第となります。

◆耐久


言うまでもありませんが、ステルスロックで半分削られてしまうため、HPは必ず奇数にしましょう。

・H159B110(44-92)
・H167B105(108-52)
・H175B99(172-4)
ファイアローの鉢巻ブレイブバードを高乱数耐え(15/16)
メガハッサムの剣舞バレットパンチをステロ込高乱数耐え(15/16)
メガミミロップのねこだまし+おんがえしを高乱数耐え(約8割)
マリルリのたきのぼり+アクアジェットを高乱数耐え(250/256)

このあたりのラインがファイアローのブレバ高乱数(15/16)耐え調整となります。
ブレバを耐えたところで勝てるわけではありませんが、このラインに調整することで最後にワンチャン残せるほか、ここにあげたポケモンたちに都合よく勝てなかったものが逆に都合よく勝てるようになります。
特殊耐久も絡んできますが、ギルガルドのシャドーボール+かげうちを耐えるため、珠以外なら後出しからも勝てるようになります。


・H167D136(108-4)
メガライボルトの10まんボルト高乱数耐え(15/16)

ここまで振ればだいたいの電気技を1回は耐えるようになります。


・H185B150
・H175D156

化身ボルトロスの珠10まんボルト高乱数耐え(15/16)
メガゲンガーのヘドロばくだん確定2耐え

特防もかなり高いポケモンのため、特殊方面に厚く振った耐久型として生きることもできます。
型レベルで変わってくる点にはご注意を。

◆素早さ


・S120
無補正無振り。


・S135(補正なし116)
最速70抜き。ニトチャ後最速130抜き。耐久型でもない限りキノガッサ等を考慮し最低でもこのあたりまでほしいです。


・S146(補正なし204)
最速80抜き。これでも十分ですが、ギャラドスと同速になってしまうのでもう1だけあげたほうがいいです。


・S152(補正なし252)
準速。最速ヘラクロスや最速ロトムを恐れる必要がなくなります。
100族は基本的にSをかなり落としているか準速以上かの二択のため、相手によっては同速勝負になります。


・S158(補正あり188)
最速霊獣ランドロス抜き。最速ガルーラの初速には勝てますが、猫から入られるため微妙。


・S167(補正あり252)
最速。100族は強力なポケモンが多く、可能な限り同速に勝ちたいのであれば。


これらの要素を汲み取りつつ、実際の配分例を紹介していきます。


●配分①
性格:おくびょう
努力値:0-x-0-252-4-252
実数値:153-x-98-161-106-167
メガ後:153-x-98-211-106-167

特に何も言うことのないCSぶっぱ。最もオーソドックスな型になります。
特にめざ氷を採用する場合は変に調整をしないことを推奨します。理由は後述。
ひかえめでも特に調整はないので割愛。先述の火力指数にご注目ください。
最もスタンダードなだけあり、放射オバヒ型でも抜きエース型でも使えます。


●配分②
性格:ひかえめ
努力値:108-x-52-92-4-252
実数値:167-x-105-155-106-152
メガ後:167-x-105-210-136-152

私のイチオシ配分。臆病と同等の火力と準速の維持、同時に都合のいい耐久ラインを持つために考え抜きました。
耐久に関しては、先述のブレバ耐えライン、H8n-1、メガ前でちょうどDL対策といった、美しいラインを維持することができたと思っています。
今の環境では自信をもっておすすめできます。


●配分③
性格:おくびょう
努力値:44-x-92-116-4-252
実数値:159-x-110-144-106-167
メガ後:159-x-110-194-136-167

ブレバ耐えラインと最速を両立した、最初期に多かった配分。
最速ガルーラが減り、耐久に厚いガルーラが増えているため、環境的には逆風です。
火力が絶妙に足りなくなる相手も多くなる点も厳しいです。
ここまで火力を落としても特化サザンドラと同等の特攻実数値を維持できています。


●配分④
性格:ひかえめ
努力値:44-x-92-252-4-116
実数値:159-x-110-171-106-135
メガ後:159-x-110-232-136-135

速度を犠牲に、耐久ラインと火力を大きく底上げした配分。
低速サイクルとの殴り合いにはより強くなりますが、中速の素早さレースに負けてしまうと一気に不利になってしまう弱点があります。
これをベースに素早さを調整し、ニトロチャージと同時採用で抜きエース型にするのも手です。


5.技考察


ここからは技の考察に入ります。
私が推奨するのは「かえんほうしゃオーバーヒートソーラービーム+1」ですが、そのほかの技に関しても解説していきます。

かえんほうしゃ
安定技であり最も使用頻度の高い技。
等倍であればほとんどのポケモンを2発以内で倒す事ができます。

オーバーヒート
瞬発火力。特に対面とサイクルを重視する場合、放射とオバヒの打ち分けこそ最強であるといえます。
メガガルーラさえもを等倍で1発で落とせる可能性を秘めています。
この技を持つ場合は火炎放射と同時採用してください。ラティオスの流星群と龍の波動を両立するのと似たような理由です。

だいもんじ
放射以上オバヒ以下の火力。反動なしで放射以上の火力が出る点が魅力的ですが命中に難あり。
炎技を1つしか持てない構成の場合、放射と文字で選択になるかと思います。

ソーラービーム
晴れがあるからこそ使える技であり、水タイプを返り討ちにします。
周りのポケモンがよほど水に厚くない限りはほぼ必須の技になります。

きあいだま
炎+ソラビで太刀打ちできないバンギラス、ヒードラン、サザンドラなどに対して。
命中不安なのでできるだけ採用したくないですが、最も範囲を広げられるサブウェポンになります。

・めざめるパワー
地面or氷。地面はヒードランに弱くなおかつバンギラスとサザンドラをカバーできている場合のみの採用になります。氷はガブへの交換読み、マンダとの偶発対峙に使用します。
めざ氷を採用する場合は変に調整せず臆病CSでの採用を推奨します。ただしニトロチャージと同時採用する場合はその限りではありませんが。
理由としましては、マンダとの偶発対峙で同速負け以外に致命傷を与える事ができるほか、ガブへの交換読みが決まった際ちょうど確定1発にできるからです。
どうしても勝ち目が薄い4倍龍への唯一の打点となるので、気合玉と同じくらい優先度があってもおかしくないと思います。

エアスラッシュ
ほぼバシャーモピンポイント。ですが、炎の通りづらい龍や相手の炎が見える場合などに一貫性を保ちながら攻撃できる点は評価できます。
どうしようもないときにひるみワンチャンを狙える点も優秀です。

ニトロチャージ
抜きエース型の採用の場合。
技範囲が狭くなってしまいますが、上から殴れる範囲がさらに広くなります。
ちなみにこの技を持つ場合に限り、めざ氷採用でも調整の余地が生まれてきます。

はねやすめ
耐久型向け。ですが、場持ちをよくできるため耐久調整をしたアタッカー型にも一考の余地があります。
安易なふいうちを透かしながら回復できる点が地味に優秀。

・みがわり
ふいうちや状態異常に弱いためそれらを透かしたり、交換読みのリスクを減らしたりするために採用します。はねやすめと両立したいですが技スペースが非常に厳しくなる印象です。

おにび
耐久型向け。火力重視とは別のベクトルで相手のサイクルに負荷をかけます。

どくどく 耐久型向け。どくはねでじわじわと削る別の型に生まれ変わります。
本来勝つことのできないHDポリ2などに刺すこともできます。

かえんほうしゃオーバーヒートソーラービーム+1
対面およびサイクルを重視した、最もスタンダードな技構成となります。
ラスト1枠はサブウェポンでも補助技でも。

炎技ニトロチャージソーラービームめざめるパワー氷
抜きエース型の技構成になります。

炎技ソーラービーム補助技はねやすめ
耐久型の技構成になります。
場合によってはソーラービームまで切って補助技や変わった技を入れる事まであります。

6.まとめ


長いこと愛用してきたメガリザードンYについて、ORASレート終了というこの時期に1つの形として考察を残したいと思いこの記事の作成に至りました。
うまくまとまり切れてない点や考察の至らない点もあるかと思いますが、この記事を読んでくださった皆様にリザードンYの魅力を感じて、そして使用していただけたら幸いです。
レーティングバトルは終了しましたがまだ6世代は終わっていません。最後まで全力で楽しみましょう!

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