【ポケモンSM】シーズン2使用構築 アローラでもリザガブ!【最高2050/最終1899】

1.はじめに


アローラ!
みずあめぽけと申します。

今回は、シーズン2で使用した構築を公開します。
いつものことではありますが、メガリザードンYとガブリアスを主軸とした構築となっております。


2.構築紹介


今回は、このようなメンバーで挑戦しました。
リザードン/ガブリアス/ゲッコウガ/ミミッキュ/ナットレイ/ボルトロス
なお、ボルトロスの枠は後述するマッシブーンと入れ替えながら使用していました。

構築の考え方自体は相変わらずORASのシーズン11の頃から同じようなものとなっております。
そこに7thからの新要素であるミミッキュとZ技を組み合わせた形になりました。

ようやくアローラでもリザードンが使えるようになり、今まで以上に高いモチベーションを保ちながら挑戦する事ができましたが、残念ながら結果が奮うこともなく悔しい思いをすることとなりました。
7thで初めてのレート2000を達成できた喜びの一方、1700台まで突き落とされ、今度は2050に到達するもまたしても1700台まで突き落とされるなど、今までにない闇を経験したシーズンでもありました。
このような結果になってしまったとはいえ、ここまで巻き返すことができたことは自分でも驚いています。

・使用TN START:DASH!!
・最高レート 2050(証拠が残っている範囲では2048)
・最終レート 1899
マッチングした皆様、ありがとうございました。


3.メンバー紹介


◆メガリザードンY


NN:SUNNYDAYSONG
性格:おくびょう
特性:もうか
持ち物:リザードナイトY
技構成:かえんほうしゃ/オーバーヒート/ソーラービーム/はねやすめ
実数値:167[108]-x-98-148[148]-105-167[252]
メガ後:167[108]-x-98-198[148]-136-167[252]

もうずっと愛用している放射オバヒ型のメガリザードンYとなります。
今世代ではカプ・テテフやミミッキュの存在、およびガルーラやウルガモスなどの開拓もあるため、ニトチャ型でもない限り臆病最速を切ることはできないと考えています。
今回は耐久調整を少し変え、HPのみ少しだけ伸ばしています。耐久があったおかげで勝てた試合も星の数ほどありますが、H振りテテフへのオバヒの乱数などから素直にCSぶっぱで使用するべきだったかなとも思います。
もし今後も耐久に振る場合はメタグロスの雷パンチやバシャーモの炎Zを意識してもう少しだけBに振ってあげたいところですが、そうすると今度はガルーラやテテフなどに対する乱数が怪しくなってしまうので悩みどころです。
選出率と勝率は文句なしの1位でした。
辛い相手も増えてしまったものの、中速中耐久サイクルには最強クラスの性能を発揮することができました。


◆ガブリアス


NN:ギルガメシュ
性格:ようき
特性:さめはだ
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:げきりん/じしん/ストーンエッジ/ほのおのキバ
実数値:183-182[252]-116[4]-x-105-169[252]

こちらもずっと愛用しているスカーフガブリアスです。
カプとミミッキュの登場によりフェアリーが採用されるのが当たり前となり、安易な逆鱗が通用しなくなってしまったところが非常に苦しい点でした。
エッジはリザードンとウルガモス以外には滅多に使わないため、命中安定の岩石封じに変えるべきだったと思いました。しかし、一貫性狙いや霊獣ボルトの存在から変える勇気が起こりませんでした。
また、リザードンの晴れとキバの相性がよく、テッカグヤ絡みのサイクルに一貫をとれたりナットレイやハッサムを落とせるようになったりと噛み合う場面が多々ありました。
こいつを選出できないとせっかくサイクルを崩したのに通していける駒がなくて負けるという事態に陥ってしまうため、どれだけフェアリーがいても積極的な選出を心がけていました。むしろフェアリーよりもランドロス絡みのサイクルが厳しかった印象です。


◆ゲッコウガ


ゲッコウガは2種類の個体を使い分けていました。
NNはどちらもNinja Masterです。

・パターン1

性格:むじゃき
特性:へんげんじざい
持ち物:きあいのタスキ
技構成:みずしゅりけん/れいとうビーム/がんせきふうじ/とんぼがえり実数値:147-146[244]-87-125[12]-82-191[252]

・パターン2

性格:おくびょう
特性:へんげんじざい
持ち物:きあいのタスキ
技構成:みずしゅりけん/なみのり/れいとうビーム/がんせきふうじ
実数値:147-105[4]-87-155[252]-92-191[252]

これもまた愛用している先発要員。最大の強みは環境に応じて構成をいろいろ組み替えることができる点です。
今期はなんといってもリザードンの大繁殖があったため、岩石封じを搭載しました。私がリザードンを使用していて最も嫌なことの一つが「ゲッコウガに岩技をぶち込まれる」ことだったので、リザードンの大繁殖を機に自分もやってみました。自分がやられて嫌なことを相手にやることこそが勝つための手段だと思います。
とんぼがえりを駆使した物理型も悪くはなかったのですが、水と氷の広い攻撃範囲を活かした基本型も捨てがたく、どちらを使い続けるべきかは結論が出ませんでした。
最初期はダストシュートも採用していましたが、カプに対して当てるか否かだけで勝負が決まってしまうのが嫌だったため結局外してしまいました。
また、ウツロイドやチョッキドリュウズが初手から出てくるとものすごく腹が立つので、今後は滝登りの採用も検討しています。
Zハイドロカノンなどのパワフルな型も考えていましたが、やはり襷の安定感から離れることができませんでした。


◆ミミッキュ

NN:はんにんはピ
性格:いじっぱり
特性:ばけのかわ
持ち物:フェアリーZ
技構成:じゃれつく/かげうち/おにび→のろい/ちょうはつ
実数値:131[4]-156[252]-100-x-125-148[252]

今回の7th要素かつ構築の起点。先発性能とZ技とリザガブとの攻守に優れたタイプ相性(炎飛行+龍地面+霊妖精)より、この基本選出を作ることを最初に考えました。
ゲッコウガに求められていた対ステロ展開性能もバッチリこなすことができ、文句なしの能力を発揮しました。
最初期は初手パルシェン展開が厳しかったので鬼火からのZ技で返り討ちにする形をとっていましたが、とあるフォロワー様とのマッチ後からオニゴーリに対する殺意を抑えきれなくなってしまったため呪いに変更しました。
初手から展開を阻害する動きも後発からストッパーになる動きもとることができ、間違いなく今世代最強一般ポケモンの座にふさわしいと思いました。
もし呪いをこのまま採用し続けるなら痛み分けもセットにしたいです。


◆ナットレイ



NN:ドラシエル
性格:のんき
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:ジャイロボール/タネマシンガン/やどりぎのたね/ねむる
実数値:181[252]-122[60]-195[196]-x-151-22

補完枠。ガルガブやミミッキュやキノガッサなど、触ってくれそうな相手が多い場合に投げていきます。一応カプ全員にも強めです。
配分はガブをジャイロで高乱数2発、残りHBのものです。一応これで今世代仕様のガルーラの猫+ほのぱんをちょうど耐えるらしいのですが、そのような場面はありませんでした。
ポリゴン2が苦しいため眠るは毒に変更すべきですが、ラス1のスイクンやカバルドンなどを詰ませる眠るがあって助かった場面も少なからずありました。
こいつを選出する場合はよりサイクル指向となり、ゲッコウガやミミッキュで荒らしていく場合とは少し違う試合展開をしていくことになります。


以下2体は選択枠。序盤~初2000到達時はマッシブーンを、2回目の2000到達時~最終日の巻き返しはボルトロスを使用していました。

◆マッシブーン


NN:きんにくん
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:ばかぢから/きゅうけつ/じしん/れいとうパンチ
実数値:183[4]-210[252]-160[4]-x-79[44]-125[204]

初2000到達時はこちらを採用していました。
瞬発火力の低さの補完と対地面の補完、およびポリゴン2の突破手段として入ってきました。
ゴツメやチョッキのイメージが多いためか、早い鉢巻は警戒されることがなく、その瞬発火力を押し付けていくプレイングが当たり前のように通りました。
最速テッカグヤ抜き、残りはフシギバナと打ち合うためにDに振っています。
ヒードランが苦しいためASぶっぱでもよかった気がしますが、こちらは意地っ張りの火力を切れない、かつ向こうは最速個体も存在するためチキンレースです。
火力が爽快でリザードンとの相性も良好だったため、もう一度使ってあげたいです。


◆ボルトロス


NN:あおおに
性格:おくびょう
持ち物:でんきZ
技構成:10まんボルト/めざめるパワー(こおり)/サイコキネシス/わるだくみ
実数値:175[164]-x-92[12]-155[76]-101[4]-179[252]

私が今まで考えていた構築との相性補完は優れていたものの、ORASでは厳選難易度の高さ故に使用を断念していました。
しかし、王冠システムのおかげで満を持して参戦!
現在の化身ボルトロスは、いたずらごころの弱体化を受け、シングルの採用率がサメハダーを下回るほどまで落ちていますが、今世代でも間違いなく強いと確信しています。
電気飛行の優秀な耐性、準伝ならではの高種族値、浮いててガブより早いという貴重な存在、最強クラスの技範囲、とんボル可能、積み技あり、と強い要素しかありません。むしろこれに先制電磁波までついていること自体が酷いです。酷すぎます。
耐久ポケモンを突破するため、悪巧み電気Zでの採用としました。ガブより早いという点、およびポリ2の蓄電トレース回避という点から霊獣ではなく化身です。
気合玉格闘Zも捨てがたいですが、フシギバナが重すぎるのでサイキネ搭載。命中安定で一貫性もとれました。
ガブのエッジ耐え、ギルガルドを悪巧み電気Zで飛ばせるラインということでこの配分としています。
これは余談ですが、一晩頑張ってこの配分を考えていたのですが、現在の霊獣のテンプレと完全に一致すると気づいたのは夜が明けてからでした…
霊獣への流用がきくのでむしろいいことなんですけどね。笑


4.選出


全パターンの選出が可能ですが、リザードン+ガブリアスorミミッキュorゲッコウガから2体、という形が基本となります。長期戦や接触技主体の相手だと感じたらナットレイを絡めていきます。
選出率はだいたいまんべんなくといったところですが、間違いなくリザードンが1位です。

・ゲッコウガorミミッキュ+リザードン+ガブリアス
先発で荒らしてリザガブを展開する形となります。構築の原点であり、最も基本的な選出です。

・リザードン+ナットレイ+@1
対面系などにサイクルを展開する選出。リザードンとナットレイを刺すためガルーラには意図的に薄く組んでいますが、バシャーモがいるとそれだけで苦しくなってしまいました。

・ゲッコウガ+ガブリアス+ミミッキュ
どうしてもリザードンを選出できないような相手に対して。一部のマンダ軸にもこのような選出をとります。


5.辛かった相手


今回は並びよりも単体で苦しい相手が多かったです。

・バシャーモ
ゲッコウガやミミッキュで対面処理をするために意図的にバシャーモに弱くしていますが、ナットレイと対面を作られるとそれだけでゲームエンドのため厳しかったです。リザードンが前作以上にバシャーモに弱くなってしまったのも問題でした。

・メガフシギバナ
リザードンを選出できないor突破された場合、フシギバナがただそこにいるだけで詰みます。

・ドヒドイデ
ボルトロスを採用するまで突破手段が一切ありませんでした。このポケモンを採用する並びもブルルや受けループが多いためボルトロスでも厳しい展開を強いられました。

・砂+マンダ
ボーマンダの対策を襷ゲッコウガ後投げに任せることが多いため、砂やステロで削れると対策が成立しなくなってしまいます。


6.反省点


・リザードン以外の瞬発火力が貧弱
定数ダメージに頼らないサイクルを展開するため、もう少し瞬発火力を高める必要があると思いました。というよりダメージソースをリザードンに依存しすぎている気がします。

・耐久ポケモンの突破策がない
上述の問題の通りですが、リザードンで突破できないラインの耐久が出てくると途端に苦しくなります。

・積み対策の甘さ
積み展開の対策を襷と皮に依存しているため、連続技やステロが非常に苦しかったです。リザードンが主軸なので尚更ステロに気を配る必要がありました。

・有利不利が極端
有利不利が極端であり、時間帯や相手の構築によって勝てるときと負けるときの差が極端すぎる傾向にありました。
初2000到達以降の流れが2030→1750→2050→1700→1970→最終というような形になってしまったように、不安定すぎる中身が露骨に表面に出てきてしまったと考えることができます。


7.おわりに


今世代でようやくメガリザードンYと戦うことができるようになり、そのことだけでもとても満足できました。
構築全体とプレイングはまだまだ改善が必要ですが、構築の原点自体は間違っていなかったということや、今世代の構築がどうあるべきかということなどを改めて考え直す機会にもなったかと思います。

私はこの春から社会人となるため、今後はポケモンに触れる時間が減ってしまいますが、短い時間でより楽しくポケモンバトルができたらいいなと考えています。

レート2000から2100へ、2100から2200へ。
メガリザードンYと高みを目指す。
そんな私の目標は始まったばかりです。
これからもゼンリョクでポケモンを楽しんで…いくZ!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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